「鍵泥棒のメソッド」作品紹介

鍵泥棒のメソッド

上映時間:128分

監督・脚本:内田けんじ

主要登場人物
桜井武史:堺雅人
コンドウ / 山崎信一郎:香川照之
水嶋香苗:広末涼子
工藤純一:荒川良々
井上綾子:森口瑶子
 
この作品は、逆転した2人のストーリーが交錯する話です。

ログラインは、売れない貧乏役者の桜井武史(堺雅人)が、銭湯で頭を打って記憶を失くした羽振りの良い男、山崎(香川照之)の脱衣所のロッカーの鍵を自分の鍵とかえて、山崎になりすますのだが、山崎はコンドウという殺し屋で彼はその仕事をしないといけなくなる話。

記憶を失った山崎は、生れながらの努力家の性格が功を奏し、役者・桜井としてステップアップし、殺し屋で孤独だった彼に水嶋香苗(広末涼子)という最愛の女性と巡りあう話が、見事に折り重なる作りになっています。

山崎が記憶を取り返した時、どういった結果になるのか? というのが、お話のひっぱりになります。 なので、コンドウの殺し屋というイメージから真逆の人間になればなるほど、コメディーラインの期待値が上がる構図になっています。という意味で、胸キュンが1つのキーワードになっていく。

ユニークなアイデアではないでしょうか。

特にこの映画が成功している理由は、キャラ設定になります。

桜井と山崎の対比がわかりやすい。

”努力しないvs努力家”
”貧乏vs金持ち”
”行き当たりばったりvs戦略家”
といった様なキャラ設定でいくら性格が入れかわっても、その人の性質によって、人生がどんなふうにでも開かれる、といったメッセージが、コメディーの裏側に表現されている深いと感じさせる映画です。

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