U-NEXTで視聴できる実話ベースのおすすめ邦画「万引き家族」

「実話を基にした映画」といえば、最強のふたりやボヘミアン・ラプソディーといった洋画が大人気ですが、実は邦画にも実話ベースの面白い映画があるんです。

日本で起きた事件・実話をもとにした映画を視聴したい!

そんなときには、日本で起きた事件・実話をもとにした映画をチョイスしてはいかがですか?

【U-NEXTで視聴可能な実話映画】万引き家族

実際にあった、親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある事件が題材

万引き家族のあらすじ

再開発が進むなか、ポツンと残された古い住宅街。そこで暮らす日雇い仕事の父・治と息子の祥太は連携プレーで万引きに精を出していた。その帰り道、団地の廊下で凍えている幼い女の子を目にした治は思わず家に連れて帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹をたてる信代だったが、傷だらけのゆりの境遇を察し、面倒をみることにした。

祖母・初枝の年金を頼りに暮らすその一家は、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀、そして新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていた。しかし、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく…。

万引き家族の見どころ

今作は家族のあり方や生き方、子供の虐待や貧困からくる教育格差、年金の不正利用、DVなど、社会で起きているさまざまな問題を集約させている作品です。
血の繋がりはなく、貧しくても情だけはある家族は、子供たちにとって本当の居場所だったのかもしれません。

しかし、居場所を失った彼らが、家族として一つの屋根の下で生活をシェアしている。社会にある死角のような問題をリアリティに描いた世界観に引き込まれるいこと間違いなしです。

ある一家の秘密が紐解かれていくうちに、未体験の心の震えが押し寄せる衝撃の感動作

カンヌ国際映画祭に出品されたこともあり、公開前から日本中で話題となっていた今作。万引き、という非合法な手段でしかつながることのできない疑似家族の日常にスポットを描き、現代社会の孤独と閉塞感をあざやかに描き出しています。

カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品された本作は、今村昌平監督の作品「うなぎ」以来21年ぶりとなるパルムドール賞を受賞したことでも話題になりました。