ブラッド・ピットの 『マネーボール』 感想

財力が少ないメジャーリーグ球団オークランド・アスレチックス。

そんな球団を、オーナーからの資金調達もままならないなか、安い費用で強い球団に育てあげたGMビリー・ビーンの実話をもとにした映画です。

ビリー・ビーンを演じたのはブラッド・ピット。

元々、ビリーはスタンフォード大学の奨学生の話を拒否してメジャーの世界に進みましたが、鳴かず飛ばずのまま10年で選手生活を終え、その後スカウトに転身した経歴を持つ人物です。

財力のあるチームと同じようにお金をつかって有望な選手を集めることができないアスレチックス。

ビリーは、スカウトの目と勘だけで選手をそろえる方法を改め、データに基づいて選手を集めます。

精密なデータ分析などによって、能力に見合わぬ評価を受けている選手を見つけていきます。

しかし、ふるい慣例を変えてみるというのはかなりのチャレンジです。

もちろんビリーもほかのスカウト達から猛烈な反感を買いますが、その辺の攻防がすごくおもしろいのです。

どの世界にもよくある戦いです。

先輩スカウト達の立場で考えると、「この若造め、勝手なことをするな!」という状況ですかね。

しかしながら、改革を進めるビリーも生半可な気持ちではありませんから、他のスカウト達に負けるわけにいきません。

ビリーはかなりの覚悟と勇気をもって挑んでいるわけであります !

なぜなら下手をすると何を言われるかわからないし、立場がなくなるわけですからね。

大変なプレッシャーの中、失敗を恐れずに果敢にチャレンジして結果を出したビリー。

「マネーボール」は2011年の実話をもとにした映画です。

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