老若男女問わず多くの人から支持を集めるのは定番の恋愛映画だったりします。
目次
ラ・ラ・ランド

女優を目指すミアは、場末のバーでピアノを弾いていたセバスチャンと出会う。惹かれ合う二人だが、セバスチャンが加入したバンドの人気が出るとともに二人の関係に暗雲が立ち込める。
dTVで視聴可能
「俺には将来の計画がある、でもだまされたんだ」「違うわ、カモにされたのよ」
あらすじ
アメリカ・ロサンゼルス。この街には、夢を追いかける人が各地から集まってくる。女優を目指すミア(エマ・ストーン)は映画スタジオのカフェで働きながらオーディションを受け続けているが、落ちてばかりだった。ある日、ふと立ち寄った場末のバーで、ピアノを弾いているセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼の夢は、自分の店を持って思う存分本格的なジャズを演奏することだった。恋に落ち、互いに応援しあう二人。しかしセバスチャンが生活のために加入したバンドが売れ、二人の関係が変わってしまう。
アカデミー賞では史上最多の14ノミネート!女優志望の女性と自分のジャズ・クラブを開くことを夢見る男性の恋を描く
ラ・ラ・ランドの大きなテーマはまさに夢と挫折。
ミアとセバスチャンそれぞれに夢があり、それを追うことで人間的に成長していくのですが、特にエマ・ストーン演じるミアの夢を追うひたむきさ、オーディションに落ちながらもハリウッドで成長していく姿には夢を追う人なら誰でも共感できるのではないでしょうか。
彼女は突然彼の人生に戻ってきた。彼の心に広がる炎のように
あらすじ
「メッセージ・イン・ア・ボトル」などで知られるニコラス・スパークスのベストセラーを、「シーズ・ソー・ラヴリー」のニック・カサベテス監督が実母ジーナ・ローランズ出演で映画化、全米でロングラン・ヒットを記録。療養施設で暮らす初老の女性は記憶を失っていたが、ひとりの男性が彼女を訪れて、ある物語を読んで聞かせる。それは1940年代のアメリカ南部の町で良家の子女と地元の貧しい青年の間に生まれた純愛の物語だった。
身分違いの恋という定番のストーリー展開に演出のひとひねりを加えた名作品
愛する人のために生きるヒューマンドラマですが、その中でも今作では日本人とアメリカ人との人生観の違いがはっきりわかる展開になっている印象です。
内容はごく普通のラブストーリーで、二人の長い月日をどうやって紡いでいったのかを教えてくれるような内容です。
そんな生きているうちに起こる人生の世界を長期的に展開するストーリー。
ハリウッド映画の展開の手法の1つに、一人の老人が登場し、その人の自伝的な物語を、書き続けた日記などを読みながら進めていくものがあります。
今作も同様で、タイタニック(1997年)のようなタイプだと言えます。
自伝的な内容で進んでいく恋物語は「一途に人を愛することや喪失感を感じさせてくれる」名作品となっています。
アバウト・タイム 愛おしい時間について

リチャード・カーティス監督ならではのコミカルでハートウォーミングな人生讃歌。タイムトラベルものとしても一捻りあって秀逸。結婚式シーンはもはや名人芸。
人生は結局同じなんだ。年を取り同じ話を繰り返す。でも誰かと結婚してほしい。優しい人と
あらすじ
イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。
タイムトラベルを繰り返す青年が本当の愛や幸せとは何かに気づいていく
アバウト・タイム 愛おしい時間についてはタイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディーです。
タイムトラベルができる主人公がその能力を使い、恋人や家族との時間を繰り返していくんですが、 その中で、何気ない普段の日々がかけがえのない時間だったと気づく、そんな物語になっています。
楽しい恋愛の時間があっという間に過ぎ去る感覚を見事に映し出した作品となっているので、「時間」というテーマを軸にして、人生観を浮き彫りにさせた名作品です。